森田材木では、施設建築物の木造化を推進しています。
2010年「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行されて以降、日本国内では、施設建築物の木造化が進められています。中規模・大規模木造建築のニーズが増え、特に高齢者施設や児童関連の施設、また店舗や事務所、倉庫などの施設が木造で建築されています。一般的に高齢者施設や店舗などは「鉄骨造」や「RC造」で建築されているという認識が多いかと思いますが、木のぬくもりや温かみ、断熱性能、設計の自由度などのメリットから近年では施設の木造化が進んでいる状況です。調湿・断熱性が高い
木造建築の良いところは、日本の高温多湿な気候に対応した調湿性能の高さと、断熱性能の高さという点です。四季のある日本では、季節の移り変わりにも建物が対応しなくては快適な環境にはなりません。その点、木造建築は調湿性能・断熱性能ともに日本の気候に合っている工法なのです。
コストパフォーマンスが
高い
木造建築は鉄骨造やRC造に比べ躯体部分の費用が経済的です。また木造は軽いため(RCの約1/8、鉄骨の約1/4)地盤に対する負担、基礎工事コストを低減します。工期も短くなるため、現場管理費や仮設費用の削減にもつながります。よって他の構造と比較しコストを抑え、高いコストパフォーマンスを実現できます。
工期が短い
木造建築は鉄骨造やRC造に比べて短工期というメリットがあります。工期が短くなれば様々な面でコスト削減ができ、結果、建築主様へのコストパフォーマンスが高くなります。
自由度が高い
木造建築の場合、構造となる柱の位置を変更したり、移動することが出来る為、プランニングの際から自由度が高いのが特徴です。また、木は加工のしやすさも特徴で、外装や内装の様々なデザインにも柔軟に対応することが出来ます。
木の温もりが感じられる
木には自然素材ならではの「独特な温もり」を持っています。香りや感触、色、そして経年劣化とともに増す風合いなど、それらの全てが人に心地よさと安らぎを与えてくれます。
森田材木が施工する際に心がけていることは、「利用する方が快適に過ごせること」を重視し、誰にでも愛される施設づくりをサポートいたします。